旧土岐家住宅洋館


利根沼田地方を治めた土岐家の洋館
土岐氏は清和源氏の一族で、江戸時代には大坂城代・京都所司代・老中などを務めた名門です。土岐頼稔(ときよりとし)が寛保2年(1742)に黒田氏の後を受けて初代沼田藩主となって以来127年間、12代藩主頼知(よりおき)が明治2年に版籍奉還するまで土岐氏が利根沼田地方を治めていました。明治2年に沼田を離れ東京に転居した土岐家は、明治新政府から子爵に叙せられました。
この洋館は頼知の二男・章(あきら)子爵が大正13年(1924)に東京渋谷に新築したもので、平成元年1月、その子孫の實光(さねみつ)氏(※故人)より沼田市に寄贈の申し出があり、平成2年8月に移築されました。
平成9年(1997)11月5日「旧土岐家住宅洋館」の名称で国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。
ホームページ | |
---|---|
駐車場 |
|
所在地 |
|
アクセス |
|
お問合せ |
|