沼田市観光協会

南郷の曲屋

bottomimage 南郷の曲屋

旧鈴木家住宅(沼田市重要文化財)

 鈴木家の先祖は、当地に熊野神社を建設するため、神官とし来村して定着し、代々名主を務め、政治家などを輩出してきました。当家は検地等で訪れる役人の逗留施設でもあり、主屋の上段の間には、付け書院、帳台構えを設け、武家の好んだ正式な書院造りをしています。
 主屋は東北地方でよく見られる民家の曲屋形式で、突起部分はウマヤとなり、神経質な馬の健康状態を常に把握できるようにしていました。県内では珍しい茅葺き屋根の曲屋形式の民家です。
 建物の正確な建造年代は不明ですが、敷地内の稲荷社の側壁に「天明5年10月大吉日」とあることや、建築手法の面から検討した結果、天明5年(1785年)に竣工されたと推測されます。
 平成16年3月8日に沼田市の重要文化財として指定されました。

 南郷の曲屋では、古民家で楽しめる体験メニューを実施しています。 地場産野菜を使った「おやき作り」や「そば打ち」をはじめ、様々なメニューが用意されています。 体験メニューは予約制で、1週間前からの受付となります。 関心のある体験メニューがありましたら、ぜひお問い合わせください。

南郷の曲屋 水車

見学
  • 午前10時~午後4時(通年)
入場料
  • 大人110円 子ども(中学生)50円 子ども(小学生以下)・身体障害者無料
休館日
  • 木曜日(木曜日が国民の祝日にあたるときはその前日)、年末年始(12月29日~1月3日)
駐車場
  • あり
所在地
  • 〒378-0313 沼田市利根町日影南郷158番地1
アクセス
  • 自家用車
    関越自動車道 沼田I.C.から県道沼田・大間々線で約20分(約13km)
  • 公共交通機関
    JR沼田駅から南郷行きバス47分「南郷」下車 徒歩約2分(140m)
お問合せ
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