旧久米家住宅洋館
旧久米家住宅洋館は、沼田市名誉市民・久米民之助が明治末期から大正初期頃に現在の東京都渋谷区に構えた邸宅の洋館部です。当初は、広大な敷地内に母屋、客座敷などとともに建てられ、応接間として使われていました。
邸宅は、大正11年(1922)に紀州徳川家へ譲渡され、迎賓館として使用された後、様々な経過をたどり、洋館部のみが現地に伝わりましたが、令和2年(2020)に取り壊しの計画が浮上し、久米民之助が生まれ育った沼田市への移築に至りました。
移築にあたっては、小屋組、庇(ひさし)、窓、パーゴラ柱、石材など可能な限り当初の部材を再使用し、解体調査で確認された痕跡や古写真を基に、建築当時の姿に戻す復原を行いました。
旧久米家住宅洋館は、我が国におけるコンクリート造の住宅建築として、また、白い擬石タイルを使用した建築として最初期例に当たり、内外の意匠には西欧で19世紀末に興った新芸術運動の一つであるセセッション様式が取り入れられ、外壁の装飾、庇、飾り金物、壁や天井の繰型(くりがた)、暖炉の石貼り、家具等にその特徴をみることができます。
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