三光院
十一面観音像・奉納灯籠
三光院には県指定重要文化財の十一面観音像、真田氏5代沼田城主信利が奉納したという石灯籠があります。この十一面観音像は、ヒノキ材の寄木造りで六臂の立像。玉眼(水晶はめ込みの眼)。像高187cm。昭和52年に修理を行い、その際に解体したところ、首部の内ぐりの部分に墨書銘が見つかり、彫刻着手は文永7年(1270) 9月16日で、彫刻師は快覚、発願者は僧の慶賢であることがわかりました。
応永13年(1406)に群馬郡国分の村上出羽守なる者が利根に侵攻し、沼田氏の支城の川田・名胡桃両城を攻略。沼田氏8代景朝は兵を率いて村上を攻め滅ぼしこの観音像を持ち帰り、観音堂を建てて安置し今に伝えられています。
また、観音堂前には真田氏5代城主信利が献納したという石灯籠が2基あり、観音堂内には信利の夫人が献納したという木彫りの白馬2体があります。
※年に一度 御開帳 10時~15時まで拝観できます。
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