沼田市観光協会

三光院

bottomimage 三光院
十一面観音像

十一面観音像・奉納灯籠

 三光院には県指定重要文化財の十一面観音像、真田氏5代沼田城主信利が奉納したという石灯籠があります。この十一面観音像は、ヒノキ材の寄木造りで六臂の立像。玉眼(水晶はめ込みの眼)。像高187cm。昭和52年に修理を行い、その際に解体したところ、首部の内ぐりの部分に墨書銘が見つかり、彫刻着手は文永7年(1270) 9月16日で、彫刻師は快覚、発願者は僧の慶賢であることがわかりました。 応永13年(1406)に群馬郡国分の村上出羽守なる者が利根に侵攻し、沼田氏の支城の川田・名胡桃両城を攻略。沼田氏8代景朝は兵を率いて村上を攻め滅ぼしこの観音像を持ち帰り、観音堂を建てて安置し今に伝えられています。
 また、観音堂前には真田氏5代城主信利が献納したという石灯籠が2基あり、観音堂内には信利の夫人が献納したという木彫りの白馬2体があります。

※年に一度 御開帳 10時~15時まで拝観できます。

見学
  • 自由
駐車場
  • あり
所在地
  • 〒378-0055 沼田市柳町392
アクセス
  • 自家用車
    関越自動車道 沼田I.C.から約7分(約3km)
  • 公共交通機関
    JR沼田駅から佐山or宇楚井原行きバス17分「三光院前」下車 徒歩約3分(300m)
お問合せ
  • 三光院
  • TEL:0278-24-4465